一般診療/手術/医療設備
MEDICAL CARE
思いやりの気持ちを大切に、
動物たちとオーナー様にとって最良の診療を
当院は犬と猫の全ての診療科目に対応しています。病気や体調不良などの悩み事や心配な事、お気軽に相談下さい。丁寧にご納得いくまで診察させていただきます。
「猫は小さな犬ではない」と昔から言われる通り、犬と猫は似ている点もありますが全く異なる動物です。特に、猫は病気を隠す習性がございます。臨床獣医師としての長年の経験をいかし、オーナー様のご希望に沿った診察をさせていただきます。

一般診療
当院では、1次診療を行う動物病院として、犬と猫の全ての一般診療に対応しております。
病気には、進行度合である病期(急性期/早期/初期、中期、慢性期/末期)がございます。
動物は言葉が話せませんので、既に病気が進行していることがございます。気になる症状がございましたら、なるべく早い段階で受診されることをおすすめいたしております。
慢性期/末期の状態で、さらに高度な検査や治療が必要な場合や夜間診療をご希望の方には、それらの診療施設をご紹介することが可能ですので、お気軽ご相談下さい。
特に多い来院理由
ガン/腫瘍
「しこり」を見つけたら、様子を見ずに直ぐにご来院下さい。
早期発見と早期治療が、ガン/腫瘍の重要なポイントです。
皮膚病/外耳炎
アレルギー性、細菌性、真菌性、寄生虫など
慢性/再発性の皮膚病/外耳炎でお悩みの方はご相談下さい。
血液/ホルモン/免疫系疾患
貧血、免疫介在症疾患(IMHA,ITP,エバンス、白血球減少症)など
副腎(クッシング/アジソン)、甲状腺(亢進症、低下症)など
不明熱、免疫介在性関節炎など
仔犬と仔猫について
初めて飼育されるオーナー様は、お気軽にご相談下さい。
当院は、仔犬と仔猫の来院数が多い動物病院です。
消化器系疾患
下痢や嘔吐、血便、蛋白漏出性腸症、IBDなど
膵炎、肝炎、肝酵素上昇、胆泥症、胆嚢粘液嚢腫などの三臓器炎
猫の病気
下部尿路疾患(尿閉)、皮膚病、猫カゼ、膵炎、糖尿病、肝リピドーシス、貧血、黄疸
猫はハタネズミを主食とした完全肉食動物です。食事内容が重要です。
抜爪術(猫)
※動物愛護の観点から、手術適応には基準があります。事前に受診して下さい。
思いやりの気持ちを大切に、動物たちとオーナー様にとって最良の治療でご期待にこたえられるよう日々の診療に従事いたしています。
手術について
当院では手術室を2つ設け、安心安全な手術を行う為に「術者、手術助手、麻酔係」の「3人体制」を基本単位として手術を行っております。また難易度の高い手術は、増員体制をとり的確に対応しています。
滅菌操作は、人間同様に自動高圧蒸気滅菌機やガス滅菌機を使用しています。
手術時には自動滅菌水と滅菌ペーパー、そして滅菌ガウンと滅菌グローブを装着して人間の手術同様に完全滅菌で手術に挑んでいます。
当院で多い手術例
会陰ヘルニア、会陰尿道瘻形成術、外耳道切開術、腸切開、胃切開、胃捻転での固定術、皴壁性皮膚炎での形成術、ラヌーラ、永久気管瘻形成術、直腸脱、胆嚢粘液嚢腫での切除術、子宮蓄膿症、帝王切開、膣過形成、避妊手術・去勢手術、臍ヘルニア、鼠径ヘルニア、皮膚フラップ術、チェリーアイ整復術など。
当院は、「犬と猫の避妊手術/去勢手術」、「異物誤食時の内視鏡/開腹手術」、「慢性/再発性疾患に対する軟部外科手術」、「ガン/腫瘍に対する外科手術」が非常に多い動物病院です。これもひとえに、多くのオーナー様や県内外の動物病院の先生方からのご紹介によるものです。この場を借りて御礼申し上げます。
チームワークを大切に、オーナー様の大切な動物たちの手術を安心安全に行っています。


医療設備
一歩先ゆく動物医療を追求し、安心と信頼を動物たちとオーナー様へご提供いたします。
検査機器
デジタルX線画像診断システム(FCR)、血液・ホルモン測定機、超音波検査装置、検眼検耳鏡、透視付レントゲン機、自動高圧蒸気滅菌機、ガス滅菌機、高圧蒸気滅菌機、ProCyteDX、Laser CRP-2、電解質測定機、CatalystOne、心電図検査機(自動解析付)、動物用ドプラ式血圧測定機、顕微鏡、尿アルブミン・クレアチニン比測定機、血液凝固分析装置、内視鏡、倒像レンズ、体脂肪計、自動尿検査機、カラー超音波診断装置、トノペン(眼圧計)、診察台5台(マーブクリーン)



手術機器
外科手術器具、麻酔器、呼吸器、微量輸液シリンジポンプ、赤外線治療器アルファビーム、輸液ポンプ、手術用手洗い機、Co2レーザー、血管シーリング機、動物用生体情報モニター、温風式体温維持システム、Airヒーター



超音波検査
人間の可聴範囲を超える高周波音波を利用して体内組織を視覚化する検査法です。体表面より目的臓器に向けて超音波を入射させると、密度の異なった各組織の境界で超音波は反射(エコー)されます。また、カラードブラ法により血液の流れに色をつけて見分ける事も可能です。超音波検査は、痛みを伴わず、多方向から臓器を観察でき、動きを見る事もできます。
集中治療室(ICU)
アルタスICUシステム
心臓病などで、状態の悪いときや手術直後の管理などに威力を発揮するICUシステム。
デジタルでケージ内の温度、湿度そして酸素濃度が安全に一定レベルで管理出来るすぐれものです。
光線照射療法
体の小さな動物たちには、大変であるガン治療。
従来の手術や抗がん剤治療に加えて、新たに光線照射療法を導入しました。ガン細胞に反応する薬剤を注入して、近赤外線を照射。ガン細胞は正常な細胞よりも低温で死滅するため、必要な場所だけを治療する事ができます。
体の外から温熱を加えるので痛みもなく、副作用もほとんどありません。
『スーパーライザーHyper5000HDA』は最高5000mWの高出力で優れた生体深達性を高め、優れた治療効果を発揮します。特に手術が難しい部位(口腔や鼻腔内など)や、手術した後の周辺部に対する治療に非常に有効です。
ファイバー導光式炭酸ガスレーザーシステム CVL-3020
高性能で動物に限りなく負担の少ない “超”低侵襲施術を実現。
局所麻酔のみで体表腫瘤(イボ)の蒸散などが可能です。
(動物の性質などにより麻酔が必要となる場合もございます。)
負担をかけず処置が短時間で終わりますので、全身麻酔のリスクが高い老齢動物や心・腎疾患などをもっている場合にも適しています。
また歯肉過形成や良性の口腔内腫瘤(エプリスなど)でも良好な効果を発揮。 (※状況で麻酔下での処置になります)
オリンパス社製動物用内視鏡
オリンパス社製動物用内視鏡は、開腹しないでも異物を除去する事が可能です。
また、消化器系腫瘍や潰瘍そして炎症性腸疾患(IBD)などの診断にも力を発揮します。
※対象により除去できない異物もあります。
動物用超音波手術機(SONO CURE)
動物専用超音波手術器「SONO CURE」は、難しい手術に対応するために開発された動物手術機器です。超音波領域の周波数により先端チップを振動させる事により、 目的の部位を安全に破砕させ同時に乳化と吸引が行なえます。 さらには、先端チップの交換により骨の切削も行なえます。回転モーメントがないため、血管や神経、その他の周りの組織などの弾力性がある部分を選択的に温存できます。
血液凝固分析装置
血液凝固分析装置は、血がしっかりと止まるか否かの検査をする医療機器です。 手術前に行う非常に重要で大切な検査です。
特に腫瘍症例の治療や予後判定には必要不可欠なのです。
眼科検査機器
スリットランプ検査により、これまで診断不可能な病気も発見されます。眼底検査も網膜萎縮の多いダックスなどには欠かせない医療機器です。
歯科用医療機器
歯科用超音波スケーラー、歯科用ポリッシングを導入しております。
血管シーリング機
血管シーリング機は、ダックスなど手術時に使用する 糸に過剰反応を示す症例に非常に有効な医療機器です。当院ではCo2レーザーとあわせて使用しております。
電動油圧手術台 フラット天板
HUMAX-FOP-EH1500・EH1500SR
超音波ネブライザー超音波吸入器
オムロン NE-U17
犬猫尿比重屈折計
アタゴ PAL-09S

動物たちの高齢化、生活環境の変化に伴い病気も多様化が進んでいます。
より専門的な手術に対応出来るよう多数の機器を導入しています。