ペットドックと予防を行う事が
長生きの秘訣であり
健康維持には食事内容がとても重要です
ペットドックによる病気の早期発見と早期治療は、人間同様に非常に大切です。また、ワクチン接種、フィラリア感染やノミダニ寄生などの予防医療を定期的に実施しましょう。
高齢で多発する病気の代表格である子宮蓄膿症、乳腺腫瘍、前立腺肥大、会陰ヘルニア、精巣腫瘍などは、避妊手術や去勢手術をする事で高い確率で予防をする事が可能です。
病気になりにくい健康な身体を作るには、肉食動物である犬と猫にとって適切なフード選びとバランスが重要です。食事内容は最も大切で重要なポイントです。
「どうぶつ病院 おかじま」で出来る事
狂犬病予防ワクチン接種
登録(鑑札)と毎年1回の注射(注射済票)を行いましょう。
狂犬病予防法により義務付けられています。
デンタルケア
歯磨き指導や歯石除去で口臭や歯周病の予防をします。
※口腔ガン(犬はメラノーマ、猫は扁平上皮ガン)の早期発見にも役立ちます。
混合ワクチン接種
死に至る恐ろしい伝染病を予防します。
入院やお預かり時には院内感染予防の為必要です。
フィラリア予防薬
蚊によって心臓に寄生するフィラリアを予防します。
※室内猫でも感染リスクがあります。
ノミ&ダニ予防薬/定期駆虫
ノミやダニに刺される事でアレルギーや皮膚病の原因となります。
消化管寄生虫(回虫など)の定期駆虫がおすすめです。
お預かり
お預かり・お返しは指定した時間内でお願いします。
(ペットホテルの受付はしておりません)
ワクチン接種とノミダニ予防薬の済んでいない動物たちは院内感染予防の為、事前の投薬が必要です。
避妊手術・去勢手術
乳腺腫瘍や子宮蓄膿症、精巣腫瘍、前立腺肥大などを高い確率で予防します。
大学病院/高度医療施設へのご紹介
東京大学・日本獣医生命科学大学などへご紹介いたします。
診察・手術・各種検査
犬と猫の全ての診療科目に対応が可能です。
血液・尿・便・レントゲン・超音波検査などがあります。
マイクロチップ
災害時や迷子の時に力を発揮します。
食事や健康管理相談
肉食動物である犬と猫の食事内容はとても重要です。
初めて動物たちと暮らす方、老齢動物ケアのアドバイスをいたします。
爪切り/耳洗浄
正しい耳洗浄・爪切りの方法をお教えします。
ペットドック
定期健康診断(血液・尿・便・レントゲン・超音波検査など)をおすすめしています。
肛門腺しぼり
定期的に病院での処置をおすすめします。
※アポクリン腺ガンの早期発見にも役立ちます。
ご家庭で出来る日々のケア
ケアに必要なグッズも多数ご用意しています。
お気軽にご相談下さい。
犬・猫版の人間ドックです。
犬や猫は1年間に約4~5歳年をとると言われているので、少なくとも1年間に1回程度は「ペットドック」の受診をおすすめします。
検査項目は、触診や聴診に加え、年齢により血液・尿・便・レントゲン・超音波検査などを主に組み合わせて行います。犬は人間の約2倍「ガン」になりやすい事からも、早期発見と早期治療の重要性がご理解いただけると思います。
当院は、動物のガン/腫瘍に力を入れていますので、何種類かの「発見しにくいガン/腫瘍」を念頭に置き、丁寧にペットドックをしております。
高齢では、年2回以上のペットドックがベターです。
動物病院に来院する犬と猫の75%以上が歯周病にかかっていると言われています。そこでおすすめしているのが歯磨きです。仔犬・仔猫の時から歯磨きに慣れていただく事が重要です。また歯磨きが苦手な犬にはガムなどをご用意しています。
デンタルケアで「牛のヒズメ」などの非常に硬い素材の物は、歯が折れる場合もありますのでご注意下さい。
歯磨きなどで取り除く事が出来なくなった歯石は、全身麻酔下で歯石除去を行います。超音波スケーラーで歯石を除去して研磨剤で仕上げます。
避妊手術・去勢手術の重要性
なぜメスは避妊手術を、オスは去勢手術をする事が推奨されているのでしょうか。
「自然に備わったものを手術するなんて可哀想」と感じるのは当然のお気持ちだと思います。
しかし、大切に育てられた犬・猫は中高齢になると生殖器関連の病気に悩まされる事が多いのも事実です。
その時期には他に心臓病なども多く併発している事もあり、高齢時の手術が困難であったり、危険性が高くなるので、その為に若い時期での手術が推奨されているのです。
ちなみにメスは2回目の発情出血前(約1歳くらい)までに避妊手術をすると乳腺腫瘍になる確率が極めて少なくなるのです。避妊しない場合の乳腺腫瘍発生率は25%です。4頭に1頭が乳腺腫瘍になると言われています。
若い時期に手術を行えば皮下・腹腔内脂肪が少なく、安全に手術が行えます。また、麻酔からの覚醒も早く動物たちの負担を減らせるのです。
食事療法について
「医食同源」と言います。食事内容は最も重要です!
「身体は食べた物で出来ている」と聞いた事はありませんか?
開業して以来、診察や手術の経験が増す事により、慢性/再発性疾患の動物たちには共通の特徴ある食生活をしている事に気付きました。
実は、私も恥ずかしながら30~40歳代は生活習慣病で病院通いの日々でした。仕事の忙しさやストレスを食べる事で発散した結果が、自分自身を慢性/再発性疾患に陥らせてしまったのです。
そこで、食事内容を一から見直し体質改善を実施したところ、問題だった数値は徐々に下がり体重も自然にベストな数字に戻りました。次いで自分の愛犬と愛猫たちの食生活も見直したところ、これまでときどき発症していた膀胱炎や皮膚病が改善し、嘔吐や下痢などの回数も減りました。
犬と猫は肉食動物です。食事の内容や成分比率(蛋白質と脂質)は非常に重要です。
動物医療では、基本的に症状に対しての「対症療法」が中心となります。
肉食動物の犬と猫における慢性/再発性疾患において、どれだけ最新の「対症療法」を行っても、全国的に年々、それらの症例数が増えているのは、「根本療法」をしていない為です。
現在の「対症療法」に「食事療法」を加えれば、あなたの愛犬や愛猫の慢性/再発性疾患の進行を遅らせる事が出来るかもしれません。
※慢性/再発性疾患とは、胃腸炎、膵炎、胆肝炎、膀胱炎、皮膚炎(アレルギー性)、外耳炎などの炎症を伴う病気を何度も繰り返し、慢性化した状態とお考え下さい。
慢性/再発性疾患の主要因は食事内容だと考えています。肉食動物である犬と猫が、数百万年の進化の過程で獲得した消化/代謝システムに合った食事を与えましょう。
慢性/再発性疾患にお悩みの方で、食事療法にご興味のあるオーナー様は、
お気軽にご相談下さい。
犬の疾病に関する情報サイト